家族で揉めずに相続不動産を売却できた理由~実際のご相談事例~
家族で揉めずに相続不動産を売却できた理由 実際のご相談事例

相続不動産のご相談の中でも多くお客様が抱えている不安は
「家族で揉めてしまうのではないか」というものです。
実際、相続不動産のトラブルは不動産の価値よりも、親族間やその周囲の方の感情が整理されていることが重要になってきます。
今回は、相続人が複数いる中でも、揉めることなく売却できた実際のご相談事例をもとに、
なぜスムーズに進んだのかをお伝えさせていただきます。
※個人が特定されないよう、内容は一部調整しています。
ご相談前の状況
相続人構成とそれぞれの思い
ご相談者は、相続人がご兄弟3名のケースで、すでに相続登記は完了しており3名の共有名義でした。
・長男:できれば早く売却して現金化したい
・次男:実家への思いが強く、売却に抵抗がある
・長女:どちらでもよいが、揉めたくない
不動産は空き家状態で、誰も住む予定はありませんでした。
不動産に対する「温度差」
この段階で、すでに不動産に対する考え方の温度差が生まれていました。
話し合いは何度か行われていましたが、
感情的になりやすく、結論は出ないまま時間だけが過ぎていました。
問題になりかけていたポイント
共有名義がもたらすリスク
相続不動産は兄弟3人の共有名義。この状態では、全員の合意がなければ売却できません。
1人でも反対すると、話は前に進まなくなります。
「売りたい人」と「残したい人」の対立
長男は
「空き家の管理も負担だし、早く整理したい」
一方で次男は
「思い出のある家を簡単に手放したくない」
どちらも正しい意見です。
しかし、この対立を放置すると、
不動産ではなく人間関係が壊れてしまうリスクがありました。
TMG不動産販売『継ぎのいえ』が最初に行ったこと
全員の意見を整理する場をつくる
私たちが最初に行ったのは、「売るかどうか」を決めることではありません。
相続人全員の話を、同じテーブルで整理することでした。
・なぜ売りたいのか
・なぜ残したいのか
・本当に不安に感じていることは何か
感情を否定せず、一つずつ言語化していきました。
不動産を「数字」で可視化
次に行ったのが、不動産の数値化です。
・現在の想定売却価格
・保有し続けた場合の年間コスト
・数年後に想定される修繕・解体費用
感情の話だけだった場に、客観的な判断材料を加えました。
最終的な決断と結果

全員が納得できた理由
最終的に選ばれたのは、
「一定期間売却活動を行い、条件が合えば売却する」という選択でした。
ポイントは、
・すぐに売ると決めなかったこと
・数字と選択肢を全員で共有できたこと
これにより、「押し切られた」という感情が生まれませんでした。
売却後に起きたポジティブな変化
結果として、想定に近い条件で売却が成立。
売却後、ご家族からいただいた言葉が印象的でした。
「不動産よりも、家族関係が守られたことが一番大きかったです」
相続不動産の成功とは、
高く売れたかどうかだけではないと、改めて感じたケースでした。
同じような悩みをお持ちの方へ
相続不動産で揉めてしまう多くのケースは、「話し合いが足りない」のではありません。
話し合う順番を間違えているだけです。
・先に結論を出そうとしない
・感情と数字を分けて整理する
・第三者を入れて冷静な視点を持つ
これだけで、状況は大きく変わります。
TMG不動産販売『継ぎのいえ』では、
売却ありきではなく、ご家族全員が納得できる出口設計を大切にしています。
また相続登記前にもう少し話し合いができていれば
単独名義での相続、換価分割など選択肢は多くなってきます。
売るかどうかは、まだ決まっていなくて構いません。
「揉めないために、今できること」を一緒に整理しませんか。